
グルテンフリー米粉パン教室アトリエアール講師の
吉井えみです。
米粉パンやおこめパン、おこめスイーツのレシピ開発やレッスンを担当しています。
こんにちは!
今回は、炊飯器でつくるふわふわ米粉パンの【失敗しないための重要ポイント】を、実際の焼き比べとともにご紹介します!
「炊飯器で簡単にパンが焼けるって聞いたけど、うまく膨らまない…」
そんなお悩みの原因、実は使う米粉の違いかもしれません!
この記事では、スーパーで手に入る代表的な3種の米粉を使って焼き比べ。
おすすめの米粉や、失敗の理由、なぜ水分量が違うのかまで徹底解説します🍞✨


米粉パン作りのコツ、他にもあります!ぜひ読んでみてください♪
より詳しく動画で見たい方はこちらからご覧ください↓
動画が表示されていない場合は、更新してみてください🙏
チャンネル登録していただくと、レシピ動画が上がったら通知が届くようになります♪
ぜひチャンネル登録してみてくださいね✨

🔍 使った米粉はこの3種類!



今回は、以下の米粉を使って「炊飯器米粉パン(サイリウムなし)」を焼いてみました。
- ミズホチカラ(パン用米粉)←おすすめ!
- 波里(namisato) お米の粉
- 共立食品 米の粉
※材料・配合はすべて同じ。違うのは「米粉の種類」だけ!
📎 材料・作り方はこちらのブログもチェック!
炊飯器でふわもちに仕上がる、基本の米粉パンレシピについては
👇こちらのブログに詳しくまとめています♪
▶ 【炊飯器で作れる】しっとり米粉パンの決定版|もちふわ感動レシピ
材料の分量や、炊飯器モードの使い方も詳しくご紹介しています。

💡 水の吸い方が全然違う⁉
「波里」や「共立食品」の米粉で作った場合、
生地がまとまらず、水を追加する羽目に…!
例えば:
- ミズホチカラ → 250gの水でしっとりまとまる
- 波里 → 同量では硬すぎて混ざらない
→ 最終的に【+80g】の水を追加して、やっと混ざるほど…
✅ ポイント:米粉によって吸水量がまったく違います!
「水を足せばいい」は間違い⁉
よくある誤解は「生地が硬いなら水を増やせばOKでしょ?」という考え。
ところが、それでは逆に…
- 発酵で膨らみにくくなる
- 焼き上がりがベタつく
- 表面は焼けていても、中はしぼむ
という事態に💦
そのため、水を足すのにも限度があり、
水分調整だけでは“適した米粉”の代用にはならないことがわかります。
🧪 実験レポート|膨らみ・焼き色・断面の比較!

左から、共立食品、波里、ミズホチカラ
▶ ミズホチカラ(パン用米粉)
- 発酵:◎ふっくら倍の高さまで膨らむ
- 焼き色:◎表も裏もキレイに焼き色がつく
- 食感:◎しっとり&ふわふわで理想的!
▶ 波里のお米の粉
- 発酵:水を増やしても発酵力不足
- 焼き色:焼き色が薄く、裏面がへこむ
- 食感:ややボソボソ、焼き縮みあり
▶ 共立食品の米の粉
- 同様に膨らまず、裏面が沈んでしまう
- 断面が粗く、仕上がりもやや粉っぽさが残る
🍞 結論:炊飯器パンには「ミズホチカラ」一択!
\失敗したくないならこれ!/
✅ 「ミズホチカラ(パン用米粉)」
炊飯器で焼く場合は、生地全体の吸水バランス・発酵の安定性が非常に重要です。
その点、ミズホチカラはパン用に開発されているため、炊飯器でもしっかり膨らみ、しっとり仕上がります✨
🍞 まとめ|炊飯器×米粉パン、成功の鍵は「米粉選び」
今回の実験で、炊飯器で米粉パンを成功させるためには
「パン用に開発された米粉を使う」ことが最も重要ということがよくわかりました!
▶「家にある米粉でやってみたけどうまくいかない…」
▶「なぜ失敗したのか分からない…」
そんな方は、ぜひ「米粉の種類」を見直してみてくださいね♪

💡公式LINEでは、6種類の米粉レシピや教室開業のアドバイス動画もプレゼントしています。
ぜひ登録してみてください♪
