
グルテンフリー米粉パン教室アトリエアール講師の
吉井えみです。
米粉パンやおこめパン、おこめスイーツのレシピ開発やレッスンを担当しています。
こんにちは!
今日は、これまで5000人以上の生徒さんと向き合ってきた私が、よくいただくご質問——
「おすすめのオーブンってどれですか?」
に、パン作り特化の目線でお答えする「完全版ブログ」です!
- ビストロと石窯ドーム、どっちがいい?
- スチーム機能って本当に必要?
- 焼きムラを防ぐにはどうしたらいいの?
そんな疑問をお持ちの方に、この記事がきっと役立つはずです。
最後に無料プレゼントもご用意していますので、ぜひ最後までお読みくださいね。

以前紹介したおすすめオーブン、フライパン、鍋の記事もぜひ読んでみてください♪
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パン作りに適したオーブン選びのチェックポイント6選
🍞1. スチーム機能って必要?
結論から言うと…
なくてもいい。でも、あればかなり便利!
とくにスチームが活きるのは以下のパン:
- 食パン(乾燥しやすいため)
- ハードパン(クラストにパリッと感を出すため)
実際、スチーム機能があると最初の5分で一気に表面が安定し、見た目も食感も格段にアップします。
ただし、ガスオーブンなどでスチーム機能が付いていない機種も多いため、
その場合は耐熱皿+お湯などで代用可能です(後述あり)。
🍞2. 予熱の「ピッ」は信じちゃダメ!? 温度の安定性チェック
あなたのオーブン、本当に180℃になっていますか?
最近のオーブンは「予熱完了」の音が鳴るのが早く、
実は庫内の温度がまだ足りていないことがほとんど。
また、こんな落とし穴も:
- 奥だけ高温/手前は低温という「焼きムラ」
- 上段と下段で全然焼け方が違う
- センサーが少ないオーブンほどムラになりやすい
対策はシンプル。
庫内温度計を1つ持つこと。
👇詳しくはこちらのセクションで解説しています!
📏パン作りを変える「温度計」のススメ
パン作りにおいて、「高機能なオーブン」よりも大事なのが、
「温度が見える化」されていること。
実は多くの失敗は、オーブンの予熱不足や焼きムラが原因です。
でも、生徒さんの中には意外と多くの方が…
「温度計?持ってません…」
とおっしゃいます。
だからこそ、私はいつも伝えています。
「1,000円の温度計が、あなたのパンを劇的に変えます」
- 予熱完了のあと、本当に180℃まで上がってる?
- 奥と手前で温度差がある?
- 焼きムラの原因はどこにある?
そんな疑問を見える化するためにも、庫内温度計は必須。
🍞3. 発酵機能の確認も忘れずに
最近のオーブンには、ほとんど「発酵モード」が付いています。
ただ、こんな方も多いのでは?
- ダイヤルを最後まで回してないから気づいてない
- 発酵モードがどこにあるかわからない
- スチーム付き発酵モードがあると知らなかった
発酵中もスチームがあると乾燥しにくく、生地がしっとり膨らみます。
スチームがない場合は、ぬるま湯を入れた耐熱皿を使えばOK。
🍞4. 天板のサイズと庫内の広さ
同じメーカーのオーブンでも、モデルによって庫内サイズが大きく違います。
パン作りにおいては、
- 1段で広く焼けるオーブンが理想
- サイズ目安は30L以上
型番に「3000」などの数字が含まれていると30Lクラスであることが多いので、ぜひチェックしてみてください。
🍞5. ビストロ vs 石窯ドーム 徹底比較
どちらも人気のオーブンですが、それぞれに特徴があります。
🔹Panasonic「ビストロ」
- 予熱が速く、温度も安定
- スチームがしっかり出る(新機種ほど◎)
- 細かい温度設定が可能(170℃→175℃など)
- 焼きムラが少ない構造
🔸東芝「石窯ドーム」
- 最大350℃の高火力(ハード系パンに◎)
- ピザやフランスパンに強い
- 年式・型番によってクセが大きい
- センサー数や発酵機能にバラつきあり
▶ どちらも優秀ですが、「自分の焼きたいパンに合っているか」で選ぶのがポイントです。
🍞6. ガスオーブン派の方へ
ガスオーブンは火力が強く、焼き色がつきやすいのが特長。
ただし、風が強く乾燥しやすいため、次のような対策をとると安心です。
- 耐熱皿+お湯(200~300cc)でスチーム対策
- リンナイなどの「ソフト機能(風弱め)」があればON
- 卓上型なら温度が高く出がち → 20〜30℃下げて焼く
- 埋め込み式は逆に温度が弱いケースも → +20℃調整がおすすめ
パン作り初心者はここをチェック!
- スチーム機能 → あれば便利/なくても代用可能
- 予熱の正確さ → 温度計はマスト!
- 発酵機能 → ついているオーブンがほとんど。使い方を知ろう!
- 天板の広さ → 30L以上が目安
- ビストロと石窯ドーム → どちらも優秀!焼きたいパンに合わせて選ぼう
- ガスオーブン → 乾燥対策を忘れずに
「パンがうまく焼けない…」その原因、もしかして“温度”かも?
「予熱完了が信用できない…」
「焼きムラの原因が知りたい…」
そんな方は、1,000円で買える温度計で劇的に変わります!
パン作りの味方に、ぜひ一つご用意ください。
高機能より“使いこなし”が大切
いろんな機能が付いたオーブンがたくさんありますが、
パン作りで一番大切なのは、「機能」よりも「理解」。
- スチームはなくても代用できる
- 温度は“実測”して初めて信じられる
- 発酵・庫内の広さも要チェック
そして、自分の手で使いこなせるようになることが、美味しいパン作りの第一歩です。

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