
グルテンフリー米粉パン教室アトリエアール講師の
吉井えみです。
米粉パンやおこめパン、おこめスイーツのレシピ開発やレッスンを担当しています。
こんにちは!
今回は、近年、グルテンフリー志向や健康意識の高まりとともに、米粉がぐんと身近な食材になってきました。
特にパンやお菓子作りに取り入れたい!という方にとって、気になるのが「どの米粉が合うの?」という疑問。
実は、米粉によって給水率や粒子の細かさが異なり、仕上がりに大きな差が出るんです。
そこで今回は、全国のスーパーで手に入る9種類の米粉を実際に購入し、水との混ざり具合・粘度・まとまりやすさなどを徹底比較してみました!
「パン作りに向いている米粉は?」「お菓子に使いやすいのは?」
そんなお悩みを解決するための実験レポート、ぜひ最後までご覧ください!

米粉パンのコツや必要なグッズ記事などもあります!ぜひ読んでみてください♪
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今回の比較対象:9種類の米粉一覧
① 幸田商店「米の粉」

② ライフ プライベートブランド「国産米粉」

③ みたけ食品「有機国産米粉(転換期間中)」

④ nippn「日本の米粉」

⑤ みたけ食品「米粉パウダー」

⑥ 波里「お米の粉」

⑦ 業務スーパー(nippn製造)「米粉」

⑧ 熊本製粉「ミズホチカラ(パン用米粉)」

⑨ 共立食品「米の粉」

実験の方法
すべての米粉を同じ条件で比較するため、米粉10gに対して水10gを加え、スプーンで混ぜた状態を観察。
- 粘度(とろみやまとまりやすさ)
- 流れ方(重さ・持ち上げたときの様子)
- 残り具合(ボウルにどれくらい残るか)
などを基準に検証しました。
比較結果のまとめ(硬さ・用途別)

【給水率が高く、硬めに仕上がるタイプ】
- みたけ食品(有機国産)
- みたけ食品(パウダー)
- 波里「お米の粉」
- ライフPB 米粉

👉 給水量が多く、生地が固めに仕上がるため、お料理(揚げ物・とろみづけ)におすすめ。パンにはやや不向き。
【中間タイプ】
- 河田商店「米の粉」
- nippn「日本の米粉」
- 業務スーパー(nippn)

👉 お菓子にもパンにも使えるバランス型。ただし、同じnippn製でも微妙に性質が異なるため注意が必要です。
【サラサラ&粘度低めタイプ(パン向き)】
- 熊本製粉「ミズホチカラ」
- 共立食品「米の粉」

👉 パンやお菓子作りに最もおすすめ。粒子が細かく、扱いやすい。特に「ミズホチカラ」はパン用米粉として専用に開発されており、膨らみも安定しています。
🔍 実験で見えた“米粉の個性”と選び方のコツ
米粉は見た目は似ていても、実際の使い心地は驚くほど異なります。同じレシピでも、米粉の違いによって生地の硬さ・膨らみ・口当たりまでガラリと変わってしまうのです。
特にパン作りの場合、米粉の給水率や粒子の細かさ、アミロース含有量が重要。
✔ 「ふんわり膨らんだパンを作りたい」 → パン用「ミズホチカラ」または共立食品「米の粉」
✔ 「天ぷらや唐揚げの衣として使いたい」 → 波里、みたけ食品、ライフPBの米粉
など、用途に合わせて選ぶことで、米粉の持ち味を最大限に引き出すことができます。

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