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グルテンフリー米粉パン教室アトリエアールを主宰しています、
大西りょうこです。
米粉パン教室の先生や米粉パン屋さん開業運営のサポートをしています。

コース講座を作ろうとしている方から、
とってもよくいただくご相談があるんです。
それは──
「涼子先生、体験レッスンのメニューって、
とりあえず基本の『丸パン』でいいですか?」
このご相談、実はコース講座を作ろうとしている方の
『ほぼ全員』が一度は通る悩みなんです。
……でもね、実はここに、考える「順番」の罠があるんですよ。
いきなり「入口(体験)」から考え始めると、
必ず迷子になってしまうんです。
今日のブログを読み終わるころには、
「あ、わたし、体験レッスンメニューの決め方、ぜんぶ逆だったかも」と気づいていただけるはずです。
コーヒーでも淹れて、ぜひ最後までお付き合いくださいね。


今日のいちばん大切な結論

まず最初に、今日のいちばん大切な結論をお伝えしますね。
『体験レッスンは「出口」から決まる!』
ここで言う「出口」とは、
コースが終わった3ヶ月後・6ヶ月後に、生徒さんが見ている景色のこと。
つまり、「未来」です。
入口(体験レッスンのメニュー)ではなく、
必ず出口(未来)から逆算するんです。
迷わないための「4つの逆算ステップ」

体験レッスンメニューを決めるための4つのステップは、こちら。
Step1:誰に届けるか?(ペルソナ)
Step2:その人の「なりたい未来」は?
Step3:未来へ向かう「コース内容」をつくる
Step4:コースの入口となる「体験レッスン」が決まる
この順番でしか、メニューは正しく決まりません。
順番に、一つずつ見ていきましょうね。
Step1:たった一人を決める
まず最初のステップは、「ペルソナ」を決めること。
あなたの教室にいちばん来てほしい「たった一人のお客さま」を決めるんです。
ここでやってしまいがちなNG例がこちら。
❌「興味のある女性全員」
❌「初心者から経験者まで」
これだと、誰の心にも刺さらず、メニューもブレてしまいます。
正解は、こんなふうに鮮明に描くこと。
⭕「〇〇に悩んでいる、あの生徒さん」
⭕「顔が浮かぶレベルで具体的に設定する」
たった一人に刺さる言葉は、
結果的に多くの人に届くんですよ。
Step2:なりたい未来を描く
次は、その人の「3ヶ月後の未来」を描くステップ。
こんな問いを、自分に投げかけてみてください。
「3ヶ月後、その方はどんな朝を、どんなキッチンで迎えていますか?」
未来を鮮明にするための3つのヒントは、こちら。
①「暮らしの言葉」で書く
(技術ではなく、生活の変化)
②「誰かの笑顔」を入れる
(家族や友人が喜ぶ景色)
③「感情」を添える
(誇らしさ、安心感、楽しさ)
これらが1行で書ければ、次のステップが劇的にラクになりますよ。
【具体例①】Aさん(30〜40代ママ)の場合
イメージしやすいように、具体例で見ていきましょう。
Aさんは、30〜40代のお母さん。
子どもの食べ物の添加物が気になり、安心なものを食べさせたいと思っています。
なりたい未来は──
「家族が喜ぶ、毎日作れる飽きないパンで、
生活の一部のパンを、自分で作れるようになる」
Aさんに必要なのは?
❌ 凝ったオシャレなパン
⭕ 忙しい平日でも気軽に焼ける、使い回せる基本生地
【具体例②】Bさん(40〜50代)の場合
Bさんは、40〜50代の女性。
人に手作りを贈るのが好きで、市販品では物足りない、と感じています。
なりたい未来は──
「人をびっくりさせるプレゼントを、
自分で考えて作れるようになる」
Bさんに必要なのは?
❌ 毎日の食卓の手軽さ
⭕ 驚きと映える、見栄えのするパンと、ラッピングの知識
同じ「米粉パン」でも、
未来によってまったく違う方向に進んでいくのが分かりますよね。
Step3:未来からコースを作る

未来が見えたら、次はコース作りです。
ここで絶対にやってはいけないのが、
「単発の寄せ集め」でコースを作ることです。
❌ 単発A+単発B+単発C=コース
→ 受講後の景色がぼやけて、「1回いくら」で判断されてしまう
正解は、「未来へ行くための階段」として組み立てること。
⭕ 基礎 → 応用 → 完成
→ 未来へ向かう「自然なストーリー」になる
→ だから、価値が伝わる
絶対にやってはいけない「価格設定」の罠
価格を決めるときにも、絶対にやってはいけない計算があります。
❌ 単発レッスン 4,000円 × 4回 = コース料金 16,000円
これ、まさに「単発の足し算」ですよね。
でもね、コースは「単発の足し算」ではないんです。
単発レッスン=「1回の体験」を売る
コース講座=「受講後の未来(人生の変化)」を売る
お客様は「回数」ではなく、
「自分の未来が変わる価値」に対してお金を払っているんですよ。
生徒さんは「未来」を買っている
もし、こんな質問が飛んできたら、どう感じますか?
「自分が講座を買った時、1レッスンいくら?で単価計算しましたか?」
……たぶん、こうですよね。
「いいえ。
『こんな未来になれるなら、わたしには必要だな』と思って受講しました」
そう、買い手のあなたも、「未来」を買っていたんです。
「未来」を語ると、単価計算の壁は自然と消えるんですよ。
同じ「米粉パン」でも、こんなに違う!

AさんとBさん、それぞれの体験レッスンメニューを並べてみますね。
【Aさん(30〜40代ママ)】
なりたい未来:毎日作れる家族のパン
コースの軸:日常の基本生地とリズム
体験メニュー:基本のパン+アレンジ提案
【Bさん(40〜50代女性)】
なりたい未来:人をびっくりさせるプレゼント
コースの軸:見栄えのする技術とラッピング
体験メニュー:お洒落な折り込みデニッシュ
出口(未来)が違うから、入口(体験)は絶対に変わるんです。
Step4:体験レッスンは「自動的」に決まる
未来が決まれば、メニューで悩む時間はゼロになります。
Aさんには、「毎日の手軽さ」を伝える丸パン。
Bさんには、「感動と驚き」を伝えるデニッシュ。
答えは、最初から──
あなたの「ペルソナの未来」の中にあるんですよ。
今日のNext Action:未来を焼き上げよう
それでは、今日からすぐに実践できる「Next Action」を2つ、お伝えしますね。
①「1名のペルソナ ✕ なりたい未来1行」を、紙に書き出す
スマホではなく、紙に書きながらお顔を思い浮かべてくださいね。
②今いる生徒さんに、聞いてみる
「うちのコースを受けて、どんな未来に変わりましたか?」
自分の声ではなく、生徒さんの「声」から始めるのが最大のヒントですよ。
あなたと、生徒さんの未来が、しっかり繋がりますように。
今日も一歩、踏み出していきましょうね。

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