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グルテンフリー米粉パン教室アトリエアールを主宰しています、
大西りょうこです。
米粉パン教室の先生や米粉パン屋さん開業運営のサポートをしています。

「目標、立てるんですけど…追っている途中で、疲れちゃうんです。」
「そもそもこの目標、わたし、なんのために追ってるんだろう?」
こんなふうに、感じたことはありませんか?
実は、目標を立てるのが上手な人ほど。
いつのまにか、迷子になってしまうことがあるんです。
今日お伝えしたいのは「VISION」と「目標」の違いについて。
この2つがごっちゃになっていると、どんなに真面目に頑張っても、心がすり減っていってしまうんですよね。
あなたの中に、ずっと変わらずに指し続けてくれる「北極星」はありますか。
今日は、その北極星の見つけ方まで、一緒に整理していきましょう。


今日のいちばん大事な結論:VISIONは北極星、目標は登山ルート

いちばん大事なところから、お伝えしますね。
VISIONは「北極星」。
ずっと変わらない、あなたが目指す「方角」です。
目標は「登山ルート」。
状況によって変わっていく、あくまで「中間地点」なんです。
ここが混ざってしまうと、どうなるか。
目的地(VISION)なき目標は、地図のない登山と同じなんですよね。
次の一歩の場所はわかるのに、そもそもどこに向かっているのかがわからない。
だから、疲れるんです。
逆に、北極星(方角)さえ決まっていれば。
ルート(目標)は、いくつあってもいい。何度変えてもいい。
それが今日の、いちばん大事な結論です。
VISIONと目標の3つの違い
もう少し細かく、3つの違いを見ていきますね。
違い①「方角」と「場所」
方角は、どこにいても、ずっと同じ方向を指し続けるもの。
場所は、そこに着いたら、また次の場所が必要になるもの。
目標を達成するたびに「次はどこへ?」と迷子になっていたら、それは"場所"だけを追いかけているサインです。
違い②「変わらない」と「変わる」
VISION(軸)は、5年、10年、一生変わらないもの。
目標(状況)は、半年、1年で柔軟に変えていくものです。
出産、育児、介護。
ライフステージによって、使える時間や体力は変わっていきます。
状況が変われば、目標は変えてOK。
でも、ライフステージが変わっても、VISION(軸)はぶれない。ここが大事なんですよね。
違い③「在り方」と「やる事」
目標は「Doing(やる事)」。いつまでに、何を、いくら売る、何人集める。
VISIONは「Being(在り方)」。どんなわたしで在りたいか。誰の役に立つわたしで在りたいか。
Doing(やる事)ばかりを積んでいくと、ある日ふと、Being(在り方)が空っぽになってしまいます。
「やること」は全部終わったのに、なぜか心が満たされない。
それは、Beingが置き去りになっているサインなんです。
「VISIONなき目標」が招く、3つの落とし穴

VISIONなき目標を追っていると、こんな落とし穴にはまります。
1つめ、数字に振り回される。
上下する数字=自分の価値、と錯覚してしまい、心が疲れていきます。
売上が上がれば嬉しい、下がれば落ち込む。数字の波に、自分の気持ちがまるごと持っていかれるんですよね。
2つめ、他人と比べる。
自分の軸がないため、周りの目標が、そのまま自分の目標になってしまう。
「あの先生が月商○○万円だから、わたしも」
そんなふうに、他人の登山ルートを歩き始めてしまうんです。
3つめ、達成しても満たされない。
ゴールが「場所」なので、すぐに「もっと、もっと」と次の目標を探してしまう。
いくら山を登っても、頂上に達成感がない。それは、そもそも登るべき山を間違えている可能性があります。
地図(目標)はあるのに、目的地(VISION)がない登山は、必ずどこかで疲れてしまうんです。
私のVISIONも、最初は「ゼロ」でした
ここでひとつ、正直にお伝えしておきますね。
最初からVISIONを持っていた人なんて、ほとんどいません。私自身も、まったくのゼロからスタートしています。
1つめは、自分への応急処置。
小麦アレルギーになって、自分のために米粉パンを焼き始めました。
この時点では、VISIONなんて何もありません。ただ自分が食べるためだけでした。
2つめは、求められて教える。
「教えて」という声に応えて、資格講座をスタートしました。
「なんとなく、必要とされているから」その気持ちだけで動いていました。
3つめは、家族を背負う。
妹が合流して「この子の家庭を背負いたい」という気持ちから、法人化しました。
ここではじめて、自分以外の誰かのために動く感覚が芽生えたんです。
4つめは、甥っ子の一言。
「日本は終わってる」という言葉に、大きな衝撃を受けました。
この子が生きる未来のために、私に何ができるだろう。そんな問いが生まれました。
5つめは、社会の痛み。
苦境の農家さんや、走って帰るお母さんたちの存在に気づいたときに、ようやくVISIONが姿を現しました。
「米粉パンを通じて、日本のお米の可能性を広げ、食と働き方の選択肢を全国に届ける」
これが今の、私の北極星です。
大事なのは、最初からVISIONがなくて大丈夫、ということ。
動きながら、後からついてくるものなんです。
あなたの「北極星」を見つける3つの問い
とはいえ「動きながら見つけるもの」と言われても、ヒントがないと動きにくいですよね。
そんなあなたのために、北極星を見つけるための3つの問いをご用意しました。
Q1「なんのために、米粉パン教室をやっているんだろう?」
お金のため、のさらに奥にある、本当の理由を探してみてください。
Q2「わたしの教室を通じて、どんな世界が見たい?」
社会、地域、家族。どんな小さなスケールでもOKです。
Q3「10年後、どんなわたしで在りたい?」
数字ではなく、周りとの関係性や、暮らしの様子で描いてみてくださいね。
完璧な答えじゃなくていい。
「今のわたしの、仮の答え」で十分です。
大切なのは、頭の中のモヤモヤを、一度ペンで紙に出すことなんですよね。
米粉パン講師のためのVISIONテンプレート

3つの問いに向き合ったら。
次は、その気持ちを1つの型に落とし込んでみましょう。
米粉パン講師のための、VISIONテンプレートです。
「わたしは、米粉パン教室を通じて。
___(誰)の、
___(どんな悩み)を解きほぐし、
___(どんな未来)へ連れていきたい。」
まずはこの型に当てはめて、言葉を紡いでみてくださいね。
ぴったりの言葉が見つからなくても大丈夫。
今日書いた仮の答えは、明日にはもう少し磨かれています。
VISIONは、書き直していいものです。
ライフステージや経験を重ねるたびに、少しずつ姿を変えていきます。
VISIONから目標への「逆算ステップ」
北極星が言葉になったら、そこから目標へと逆算していきます。
順番はこの4ステップです。
Step1:北極星(10年後)
VISIONを1行で書きます。
Step2:景色(3年後)
ありありと「理想の景色」を言葉にします。
どんな朝を過ごしていて、どんな生徒さんに囲まれて、どんな1日を送っているか。
Step3:数字(1年後)
中間チェックポイントとして「数字」を置きます。
数字は"あくまで景色にたどり着くための目印"、と覚えておいてくださいね。
Step4:やる事(今期・半年)
「やる事リスト」を、絶対に3つだけに絞ります。
10個も20個もあると、また迷子に逆戻りしてしまうんです。
北極星 → 景色 → 数字 → やる事、の順番で設計する。
これだけで、目標を追いかけながらも、軸がぶれなくなります。
北極星の「本当の力」
最後に、北極星(VISION)が発揮する、いちばん大きな力についてお話しさせてください。
「今日はやりたくないな。」
「お布団に隠れていたい。」
そんな日は、誰にでもあります。
自分のためだけ、売上のためだけなら。
そんな日、簡単に挫折してしまうんですよね。
でも「自分以外の誰かのため」の光(VISION)があれば。
お布団から、そっと出られる。
「あの子の未来のために」「あの生徒さんのために」
そう思ったとき、また一歩、足が動くんです。
VISIONとは、やる気が出ない日に、そっと背中を押してくれる光。
気合ややる気ではなくて、確かな「理由」があなたを支えてくれます。
今日の小さな宿題(1つでもOK)
最後に、今日からできる小さな宿題を2つ。
両方じゃなくて大丈夫。1つだけ選んで、今日中にどうぞ。
宿題1:紙とペンを用意して「なんのために米粉パン教室をやっているんだっけ?」を1行だけ書き出す。
宿題2:今期の目標を1つだけ見て「これはわたしのVISIONに繋がっているか?」を○か×で評価する。
×なら、やめる候補です。
ビジネスは登山。
集客は愛。
完璧じゃなくていい。
1mmでも動けたら、今日のあなた、最高です。

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