りょうこ

グルテンフリー米粉パン教室アトリエアールを主宰しています、
大西りょうこです。
米粉パン教室の先生や米粉パン屋さん開業運営のサポートをしています。

「レッスンの魅力を書いても、反応がない…。」
「『初心者歓迎』と書いても、来てもらえない。」
「資格や内容を丁寧に説明しても、質問が増えない。」

こんなふうに、感じたことはありませんか?

まず、いちばん最初にお伝えさせてください。
大丈夫、あなたの努力が足りないわけでは、まったくありません。

本当の原因は、ほんの少しの「言葉のずれ」。
そのずれさえ整えれば、いま書いている発信そのままで、届き方がガラッと変わっていきます。

今日は、内容を増やす前に見直したい「言葉のずれ」の見つけ方と、先生の言葉をお客様の言葉に翻訳する3ステップをお届けしますね。

米粉パン講師のための『毎日の発信が一本の道になる』まとめ図解(①ストーリーズで日常を見せて信頼を育てる→②LINEで隠れた不安を解消→③お申し込みで安心して参加できるまで、お客様の言葉に翻訳した発信で自然に流れる集客動線ロードマップ)

🎥 動画でも詳しくお話ししています

図解だけでは伝わりきらない"温度"や事例は、
朝ラジオのアーカイブでどうぞ。
ながら聴きでもOK、お茶を淹れながら、聞いてみてくださいね。

▶︎ YouTubeで動画を見る

「先生の言葉」と「お客様の言葉」は、こんなに違う

米粉パン教室の発信、【先生の言葉】は講座名・技術・資格/回数・特徴/【お客様の言葉】は「できない」「不安」「こうなれたらうれしい」/発信の入口はお客様の言葉から

まずは、いちばん大事な"視点"のお話から。

私たち先生の頭の中には、こんな言葉が並んでいます。
講座名、技術、資格、回数、特徴。

でも、お客様の頭の中に浮かんでいるのは、まったく別の言葉なんですよね。
「できない…」「不安…」「こうなれたら、うれしいな」

どちらも、大切な言葉です。
でも、発信の「入口」に置いていいのは、右側のお客様の言葉のほう。

人が足を止めるのは、立派な言葉より「あ、これ、わたしのことだ」と思える言葉です。
共感は、説明より先に届くんですよね。

まずは、あなたの発信の"最初の1行"を、お客様がぽろっと口にする言葉に変えてみてください。
それだけで、通り過ぎていた方が、ふっと立ち止まるようになります。

「初心者歓迎」だけでは、まだ広すぎる

ここで、よく使いがちな言葉の落とし穴を1つ。

「初心者さん歓迎」。
これ、私も昔よく使っていたんですけれど、実はまだ"広すぎる"表現なんです。

同じ「初心者さん」の中に、こんなに違う方がいらっしゃいます。
一度も作ったことがない方。
何度作っても、失敗してしまう方。
資格はあるけれど、教えられない方。

それぞれ、欲しい「安心」の言葉は、まったく違うんですよね。
「初心者歓迎」だと、この3人全員に届いていそうで、実はどこにも届いていない。

だから、まずは「この方に届けたい」と、一人だけ、はっきり絞ってみてください。
一人に伝わる言葉のほうが、結果的にたくさんの方に届いていくんです。

先生の「特徴」を、お客様の「景色」に翻訳する

もう1つ、大切な視点があります。
先生が伝えたい「特徴」を、お客様が想像できる「景色」に、翻訳することです。

【特徴】オンライン受講

【景色】遠くまで通わず、家にいながら学べる

【特徴】繰り返し視聴

【景色】迷ったときに、何度でも戻れる

「特徴」だけを並べると、お客様は「へぇ」で終わってしまいます。
でも「景色」に翻訳すると「あ、私にとってこんなに良いことがあるんだ」と、ふっとイメージが立ち上がるんですよね。

特徴を書いたら、必ずその隣に「=つまり、あなたにとって、こういうこと」まで書き添える。
この一手間が、届き方をぐっと変えてくれます。

お客様の言葉は「作る」より「聴く」が9割

「じゃあ、お客様の言葉って、どうやって見つけるの?」
ここで、いちばん大事なコツをお伝えしますね。

お客様の言葉は、頭の中で考えて"作る"ものではありません。
すでにある言葉を、"聴きにいく"ものなんです。

答えは、すでにあなたの目の前にあります。
レッスン前の質問。
LINEやDMのメッセージ。
個別相談のときの、ぽろっとしたひと言。
アンケートや、レッスン後の感想。

それを、そのまま拾って、そのまま発信の入口に置く。
あなたが作文する必要は、まったくないんです。

質問は「説明不足」ではなく、次の発信の「宝物」

米粉パン教室でお客様からの質問は説明不足ではなく次の発信の宝物、1つの質問がInstagram投稿・ブログ・リール動画・レッスン案内へと広がる

ここで、もうひとつ視点を変えてほしいことがあります。

お客様からの「質問」を、あなたはどう捉えていますか?
「私の説明が足りなかったかな…」と落ち込んでしまう方も多いんですが、そうじゃないんです。

質問は、次の発信の"宝物"。
その質問こそが、他の誰かも聞きたかったことだからです。

1つの質問は、いろんな発信に広げられます。
Instagram投稿(そのままタイトルにする)
ブログ(詳しくまとめる)
リール動画(視覚で見せる)
レッスン案内(先回りして書く)

質問された日は、その言葉を"そのまま"1つメモしてください。
作文するより、拾うほうが、ずっと早く届く言葉になります。

「先生の言葉→お客様の言葉」への言い換え3ステップ

米粉パン講師のための『先生の言葉→お客様の言葉』言い換え3ステップ(Step1誰に届けるか一人を決める→Step2その方の悩みをそのまま書く→Step3特徴を暮らしの変化へ訳す)、上手さより相手が迷わず分かる言葉で

ここまでのお話を、3ステップにまとめますね。
この順番で書けば、迷わずお客様の言葉に翻訳できます。

Step 1:誰に届けるか、一人を決める
「初心者さん」ではなく「何度焼いてもうまくいかない、あの方」まで絞ります。
ふだんレッスンに来てくださっている、実在するAさんを思い浮かべると、いちばん早いです。

Step 2:その方の悩みを、そのまま書く
加工しないでください。あなたの言葉に翻訳しないでください。
その方が、ぽろっとこぼした言葉を、そのまま最初の1行に置きます。

Step 3:特徴を、暮らしの変化へ翻訳する
「オンライン受講」→「家にいながら学べる」
「動画つき」→「迷ったら何度でも戻れる」
特徴の隣に、必ず「暮らしの景色」を書き添えます。

ポイントは、うまく書くことより「相手が迷わず、パッと分かる言葉」を選ぶこと。
上手さは、いりません。

実践!言い換えビフォー・アフター

米粉パン教室の発信、Before『初心者向け・少人数制・動画つき』(先生の言葉)→After『何度焼いてもうまくいかない方へ。少人数で質問しながら、家でも動画を見直せます』(お客様の言葉+景色)、伝える内容は同じで入口の景色を変えるだけ

ちょっと具体的に、ビフォー・アフターを見てみますね。

【Before】先生の言葉
「初心者向け・少人数制・動画つき」

【After】お客様の言葉+景色
「何度焼いても、うまくいかない」方へ。
少人数で質問しながら、家でも動画を見直せます。

読み比べてみて、いかがですか?
伝えている内容は、まったく同じなんです。
変えたのは、入口の"景色"だけ。

Before版だと、ふ〜んで通り過ぎてしまう方も。
After版だと「あ、これ、私のことだ」と、そっと足を止めてくれます。

「申し込んで!」より「動いている事実」を届ける

もう1つ、大事な視点をお伝えさせてください。
売り込みが苦手な先生ほど、覚えておいてほしいコツです。

「申し込んでください!」と叫ぶ発信は、実は逆効果です。
その代わりに「動いている事実」を、そのまま届けてみてください。

❌ 苦手な売り込み
「買ってください!」「絶対おすすめです!」

⭕ 事実を、ただ伝えるだけ
「今日、お申し込みが入りました!」
「こんなご質問をいただきました」
「残りのお席が、わずかになりました」

これは、あおりでもなく、売り込みでもなく、ただ事実のご報告。
でも、この"動いている事実"が、次の生徒さんに「私も動こう」の背中を、そっと押してくれるんです。

LINEでは「商品の説明」より「心の不安」に寄り添う

そして、LINEでの言葉選びについても、少し。

LINEは、1対1の「お茶の間」のような場所。
ここでは、商品の説明よりも「心の不安」に寄り添うほうが、ずっと届きます。

生徒さんが口にする質問は「何を作るの?」でも。
その裏には、こんな本音が隠れているんですよね。

「不器用なわたしでも、できる?」
「家で一人で焼けるかな?」
「一人で参加しても、大丈夫?」

この隠れた不安に、こちらから先回りして寄り添う言葉を届けてあげてください。
「一人でも大丈夫。分かるまで、一緒に見ていきますよ」
それだけで、緊張していた肩が、ふっとゆるむんです。

毎日の発信が、一本の「道」になる

ここまで、いろんな視点をお伝えしてきましたが。
これらをつないでいくと、あなたの毎日の発信が、こんな一本の「道」になっていきます。

①【ストーリーズ】
日常を見せて「信頼」を育てる

②【LINE】
隠れた「不安」を、優しく解消してあげる

③【お申し込み】
生徒さんが「安心」して参加できる!

そして、募集の前には、この4つを必ず伝えておきましょうね。
①なぜ、このレッスンを作ったのか?
②どんな方に、受けてほしいか?
③受けたあと、何が変わるのか?
④わたし自身も、昔は何に迷っていたか?(共感)

集客は、愛。
相手を動かす言葉を探す前に、相手が今、どんな言葉で悩み、願っているかを聴く。
届く言葉は、テクニックより「理解」から生まれるんです。

今日のNext Action!さっそく、やってみよう

最後に、今日からできる小さなアクションを2つ。
両方じゃなくて、大丈夫。1つ選んで、今日中にどうぞ。

Next Action①:今日やること。
お客様から実際に聞いた言葉を「3つ」、ノートにメモしてください。
過去のLINE、DM、レッスン中の質問から探します。あなたが作文するのではなく、そのまま拾うのがコツです。

Next Action②:今週中にやること。
過去の投稿を1本だけ選んで「先生の言葉→お客様の言葉」に書き換えて、再投稿してみます。
3ステップ(一人を決める→そのままの言葉→景色に翻訳)を使ってくださいね。

内容を増やす前に、まずは"入口の景色"を変えるだけ。
今日のたった1行が、あなたの発信の届き方を、そっと変えてくれます。

米粉パン教室の経営に役立つ情報を、公式LINEでも配信しています。
ご登録いただいた方には、教室運営に役立つプレゼントもご用意しています。

アトリエアール公式LINE登録バナー