りょうこ

グルテンフリー米粉パン教室アトリエアールを主宰しています、
大西りょうこです。
米粉パン教室の先生や米粉パン屋さん開業運営のサポートをしています。

米粉パン講師のための経営ラジオ 未来は、今日の小さな習慣からできている〜フューチャーマッピング×イフゼンルールで『何を続けるか』を未来から選ぶ思考法〜

「SNSも、レシピの試作も、勉強も…続けたいことがいっぱいある」
「習慣化のやり方はわかったけど、そもそも何を優先すればいいんだろう?」
「毎日"やることリスト"に追われて、疲れちゃう」

こんなふうに、感じたことはありませんか?

前回のイフゼンルールで「続ける仕組み」を作った方から、こんな声もいただきました。
「早速ルールを作りました!方法が分かると『わたしにもできるかも』に変わりますね」

今日は、その続きです。
「続ける仕組み」を手に入れたら、次に必要になるのは「何を続けるか」の地図。
それを、未来から考えるための思考法「フューチャーマッピング」をお届けしますね。

読み終わる頃には、あなたの手元に「3か月後の理想の一日」を描く3行が生まれているはずです。

米粉パン講師のための『未来は今日の小さな習慣からできている』まとめ図解(フューチャーマッピング=何を続けるかを見つける未来の地図、イフゼンルール=続けるための今日の一歩、2つを組み合わせて教室運営を回すロードマップ)

🎥 動画でも詳しくお話ししています

図解だけでは伝わりきらない"温度"や事例は、
朝ラジオのアーカイブでどうぞ。
ながら聴きでもOK、お茶を淹れながら、聞いてみてくださいね。

▶︎ YouTubeで動画を見る

習慣にしたいこと、いくつありますか?

いきなり、質問です。
あなたが今「習慣にしたい」と思っていること、頭の中にいくつありますか?

SNSを毎日書く。
レシピを試作する。
勉強する、運動する。

気づけば5個、6個…と積み重なっていませんか。
そして、そのすべてを一気に習慣化しようとして、結局どれも続かない。
これ、私自身も、めちゃくちゃ覚えがあります。

全部を習慣にする前に、いちど立ち止まって考えてほしいんです。
「これは、どんな未来のため?」

ここが曖昧なままだと、続ける前に、気持ちがすり減ってしまうんですよね。

フューチャーマッピングって、なに?

米粉パン講師のためのフューチャーマッピング3ステップ(うれしい未来の物語を描く→現在へ戻る→ヒントと行動を見つける)、過去の延長ではなくうれしい未来から考える思考法

フューチャーマッピングというのは、シンプルに言うと「うれしい未来から考える」思考法です。

手順は3ステップ。

Step 1:うれしい未来の物語を描く
3か月後、半年後、1年後。あなたにとっての「これがあったら、めっちゃ嬉しい」という景色を、まず描きます。

Step 2:現在へ戻る
その景色に立っている自分から、今日のわたしを振り返る。
その景色にたどり着いた自分は、途中で何をしていたかな?と辿ります。

Step 3:ヒントと行動を見つける
途中で見えた「気づき」を、今日の行動に落とす。
これが、あなたの"次の一歩"になります。

過去の延長で今日を決めるのではなくて。
「うれしい未来」から、今日を選ぶ。
視点の順番を変えるだけで、日常がぐっと立体的になっていくんです。

「目標から逆算」だけでは、足りない

「目標から逆算する」って、一度は聞いたことがありますよね。
もちろん、それも大事です。

でも、逆算だけだと、どうしても「今、実現できそうな範囲」の中に収まってしまうんです。
頭の中の"できるかも"の枠を、超えられない。

フューチャーマッピングでいちばん大事にしているのは、この順番。
まずは、発想を広げる。それから、行動を絞る。

①未来の物語を、自由に描く(「無理かも」という枠をゆるめる)

③物語のヒントを、現実の行動に戻す

この2つの円のあいだに、心の橋を架けるイメージ。
広げてから、絞る。ここが、大きなポイントです。

順番が変わると、言葉が変わる

米粉パン教室で『今できること』から始めると『時間がない・自信がない・わたしには無理』の言葉が出るが、『未来から始めると』『そのために今日何ができる?』の言葉に変わる、順番の魔法

この順番の魔法、言葉に出てくるんですよね。

「今できること」から考え始めると、こんな言葉が浮かびます。
「時間がない」
「自信がない」
「わたしには無理」

今の自分の限界の中で考えているから、こういう言葉になるのは当たり前なんです。

でも「未来から」考え始めると、言葉がガラッと変わります。
「そのために、今日何ができる?」

ね、まったく違うでしょう?
「できない理由」を探す言葉から、「できる方法」を探す言葉に変わる。
これが、順番を変えることの本当のパワーなんです。

3か月後の理想の一日を「3行」で書く

いきなり正式なフューチャーマッピングは、ちょっとハードルが高いかもしれません。
だから今日は、そのエッセンスだけを取り出した「3行ワーク」をご紹介しますね。

3か月後の「理想の一日」を、たった3行で書きます。

① 朝の景色
その日、あなたはどんな朝を迎えていますか。

② だれかの表情・言葉
生徒さん、家族、仲間。だれが、どんな顔で、何と言っていますか。

③ わたしの気持ち
そのとき、あなたの心の中には、どんな感情がありますか。

たった3行で、あなたの未来の景色が、ふっと立ち上がります。
数字より先に、景色と感情を描く。ここがコツです。

コツは「〜した」と、過去形で書くこと

米粉パン講師のフューチャーマッピングのコツは『〜した』と過去形で書くこと、『いつか教室を始めたい』ではなく『初めての体験レッスンを笑顔で終えた』と未来の景色を完了した物語にする

3行を書くとき、ぜひ守ってほしい、たった1つのルール。
それは、過去形で書くこと。

❌「いつか教室を始めたい」
⭕「初めての体験レッスンを、笑顔で終えた」

「したい」と書くと、未来はいつまでも「遠く」に置かれてしまいます。
「した」と書くと、その未来が、まるでもう起きたことのように、自分の中に定着していきます。

参考までに、私が実際に書いてみた3行の例です。

1. 朝、余白を持ってキッチンに立てた。
2. 生徒さんが「次も来たい」と、笑ってくれた。
3. わたしは「この仕事を始めてよかった」と、思えた。

読み返すたびに、じわっと胸があたたかくなる。
これが、未来を「完了した物語」として描く力なんです。

未来の景色に「だれか」がいますか?

ここで、もうひとつ大事な視点をお伝えしますね。

あなたが描いた未来の景色に、「だれか」がいますか?

生徒さんが笑っている。
家族が喜んでいる。
仲間が一歩、動き出している。

自分だけの目標だと、疲れた日に折れやすい。
でも「だれかと共に笑う未来」は、あなたを何度でも立ち上がらせてくれるんです。

私が見ている景色は、こんなイメージです。
米粉パンでつながる、みんなの居場所。
先生同士が、学び合い、支え合っている。
一人ひとりが、自分の一歩を選んでいる。
「わたしが主人公ではなく、みんなが主人公」なんですよね。

大きな未来ほど、入り口は、実はとても小さい。
今日、一つの言葉を届ける。
それが、地域に米粉パンの居場所を作る最初の一粒になります。

2つは、地図と一歩

ここまで読んで「フューチャーマッピングと、前回のイフゼンルールって、どう使い分けるの?」と思われた方へ。
この2つは、まったく役割が違います。

フューチャーマッピング(地図・Map)
役割:何を続けるかを見つける。
問い:どんな未来がうれしい?

イフゼンルール(一歩・Engine)
役割:続けるための仕組み。
問い:何をしたら、何をする?

地図があるから、今日の一歩が選べる。
一歩の仕組みがあるから、地図の場所に辿り着ける。

この2つは、片方だけだと、うまく機能しません。
両方あってはじめて、未来と今日が、まっすぐ一本の線でつながります。

今日のNext Action

最後に、今日からできる、たったひとつのアクション。

3か月後の理想の一日を、過去形で3行書く。

1. 朝の景色は?
2. だれが、何と言った?
3. わたしは、どんな気持ちだった?

そこから、今日の一歩を1つだけ選びます。
この1つを、前回のイフゼンルール(もし〇〇が起きたら、私は△△をする)に入れれば完成です。

完璧な地図じゃなくて大丈夫。
まずは、過去形の3行から。
ノートでも、メモアプリでも、後ろの余白でもOKです。

未来は、遠くの誰かが決めるものではありません。
今日のあなたが、たった3行で描いた景色。
それを、明日の小さな一歩が、そっと現実に運んでくれます。

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