りょうこ

グルテンフリー米粉パン教室アトリエアールを主宰しています、
大西りょうこです。
米粉パン教室の先生や米粉パン屋さん開業運営のサポートをしています。

「安ければ売れる」は大きなカン違い!価格至上主義からの脱却と生徒様が感動する『付加価値』の正体と書かれた表紙スライド

新しいレッスンを組むとき、こんなお悩みありませんか?

「価格を決めるのが一番むずかしい……」
「これだけの料金を受け取る自信がない……」
「だから、とりあえず安くしておこう……」

すごく分かります。
でもね、その考え、実は大きな『罠』なんです。

「安くしないと、生徒さんが来ない」という思い込み──
これを「価格至上主義」と呼びます。

「安くすれば必ず人が来る」というのは、実は単純な話ではないんですよ。

今日は、その価格至上主義からの脱却と、
生徒様が感動する『付加価値』の正体について、たっぷりお話ししますね。

「安ければ売れる」は間違い!選ばれる教室になるための「付加価値」の正体まとめ図解:Problem(なぜ安くだけでは選ばれないか・価格と価値の歴史)→Solution(コース料金は単発の足し算ではない・付加価値の3つの要素・価格は愛と責任の対価)を網羅したインフォグラフィック

教室の価値は、先生ではなく「お客様」が決める

最も大切な「価値のルール」:『お教室の価値は、先生ではなく「お客様」が決める』、先生が5,000円と思っても生徒様が「2万円の価値がある」と感じればそれが正解、を示すスライド

まず最初に、覚えておいてほしい大切なルールがあります。

『お教室の価値は、先生ではなく『お客様』が決める』

先生ご自身が「5,000円くらいかな」と思っていても、
買う人が「これは2万円の価値がある!」と感じれば、それでいいんです。

既製品なら定価がありますが、教室の場合は違います。
先生の人柄や空間、そこで得られる体験──すべてが価値になるんですよ。

だから、相場より高くても人は来るし、
逆に相場よりずっと安くても人が来ない、ということが起こるんですね。

時代とともに「通う理由」は変わりました

そして、時代と共に「教室へ通う価値」も大きく変わってきました。

【昔の価値(機能)】
「クロワッサンのような難しい技術が学べる」
→ パン作りのスキル重視

【今の価値(心)】
「あの先生と話して元気をもらいたい」
「ここの居心地が良くて癒される」
→ 心の「生活必需品」としての価値

パンの作り方を学ばなくても生活には困りませんよね。

でも、「あの先生に会うと元気が出て、また1ヶ月頑張れる」というように、
生徒様の精神的な部分で『生活必需品』のような存在になれたら──

景気にも左右されずに、人は集まり続けますよ。

ハウステンボスに学ぶ「価格と価値の真実」

ハウステンボスに学ぶ「価格と価値の真実」:18年間赤字→3ヶ月入場無料にしても入場者は全く増えなかった/1000万個のイルミネーション「光の王国」を作って入場料を2800円まで上げたら結果大行列、「面白くなければタダでも行かない」教室事業も同じ、を示すスライド

「安くしても効果がない」というすごく分かりやすい事例があります。

HISの会長で、ハウステンボスの社長を務められた澤田さんの本に書かれていたお話です。

18年間ずっと赤字だったハウステンボス。
澤田さんが立て直しを引き受けた時、
赤字で閉鎖しているエリアがたくさんあったため、
3ヶ月の暫定処置として「入場を無料」にしたそうです。

でも……
全く入場者は増えなかったんです。

「テーマパークは、来させる価値を作らないと、無料でも来ない」

それに気づいた澤田さんは、場内に1000万個のイルミネーションを設置し、
「光の王国」を作りました。

すると、入場料を1000円、2000円、最終的に2800円まで上げても、
どんどん人が来るようになったんです。

それだけの「価値」があったということですね。

「無料(タダ)の罠」からの脱却

これ、教室事業も全く同じなんです。
『面白くなければ、タダでも行かない』んですよ。

わたしも起業初期に、新しいレッスンを無料にして反応を見たことがありました。
でも、3回でやめたんです。

なぜか?

『無料(タダ)ばかりが好きな人は、後ろのコースに繋がらない』と知ったからです。

だからこそ、個人が大手と同じように安売り(薄利多売)をすると、集客に疲弊してしまいます。

会社員から転職して月商50万円を目指すなら、
月に24日も低単価で稼働するのではなく、
『価値あるレッスンを適正価格で提供し、コース制や高額講座を作る』こと。

これが絶対条件になりますよ。

コース料金は「単発の足し算」ではない

では、月商50万を目指すための「コース」を作る時、金額はどうやって決めればいいのでしょうか?

つい先日、講座を受けてくださっている「ある先生」から、こんなご質問をいただいたんです。

「4回のコースレッスンを作ります。
おまけでアレンジレシピを2つプレゼントしたいのですが……」

「レシピだけのプレゼントは、安く計算して足すべきですか?
例えば、5,000円×4回+レシピ2つで25,000円というふうに……」

このご質問に対して、わたしはこうお答えしました。

「まず大前提として、コース料金は『1レッスンいくらの足し算』で考えなくて大丈夫ですよ!」

むしろコースというのは──

継続して通っていただける
生徒様との関係性が深くなる
その分、しっかりサポートして結果を出してあげられる

だからこそ、単発レッスンよりも『価値が上がるもの』なんです。

「4回のレッスン+継続サポート+先生との深い関係」
= 単発レッスンよりもはるかに高い『プレミアムな価値』

こんなふうに考えてあげてくださいね。

生徒様が感動する『付加価値』の正体

生徒様が感動する『付加価値』の正体:①先生から直接学べる「安心感」②継続して見てもらえる「サポート環境」③コースだからこそ得られる「成長体験」、レシピの数ではなく生徒様の不安をゼロにし成果を最大化するサポートが価値、を示すスライド

では、生徒様が感動する『付加価値』って、具体的に何でしょうか?

それは、こんな3つです。

①先生から直接学べるという『安心感』
レシピだけでは得られない、目の前にいる先生の存在

②継続して見てもらえる『サポート環境』
不安や疑問にしっかり寄り添ってくれる環境

③コースだからこそ得られる『成長体験』
単発では味わえない、変わっていく自分への感動

レシピの数ではなく、
『生徒様の不安をゼロにし、成果を最大化させるためのサポート』が価値なんです。

価格は、計算式ではない

価格は、計算式ではありません。

価格とは──
あなたの『生徒様への愛と責任』の対価です。

結果を出すための環境をご用意する。
だからこそ、堂々と金額を設定してください。

お客様に喜んでもらえる「価値」を突き詰めることこそが、
価格至上主義から抜け出す唯一の方法ですよ。

今日のNext Action:レッスンの「レシピ以外」の価値を3つ書き出そう

コースレッスンの価格設定は、単なる「数字の計算」ではありません。
そこには、あなたの『生徒様への愛の深さ』がそのまま表れるんです。

それでは、今日のNext Action

「今あるレッスンの『レシピ以外』の価値を3つ書き出してみる」

LINEサポート、居心地の良い空間、オリジナル動画……何でも構いません。

あなたが生徒様のために
「ここまでやってあげたい!」と思う、
愛の形を言語化してみてくださいね。

あなたのパンを待っている人がいます。
自信を持って、今日も一歩前に進んでいきましょうね。

米粉パン教室の経営に役立つ情報を、公式LINEでも配信しています。
ご登録いただいた方には、教室運営に役立つプレゼントもご用意しています。

アトリエアール公式LINE登録バナー