りょうこ

グルテンフリー米粉パン教室アトリエアールを主宰しています、
大西りょうこです。
米粉パン教室の先生や米粉パン屋さん開業運営のサポートをしています。

「売り込み」は悪くない!過去の自分を救う「提案」と「言葉」の魔法と書かれた表紙スライド

先生方からよく、こんな本音のご相談が届きます。

「対面で優しく接することはできるんですが……
いざInstagramの募集文やLINEの配信で
『こちらのコースに申し込みませんか?』と書こうとすると、
ガツガツと売り込んでいるみたいで手が止まってしまうんです」

「嫌われたくなくて、いつも最後の一押しができません……」

はい、めちゃくちゃ分かります!
「愛されたい」気持ちはあるけれど、
いざ「お金をいただく提案(セールス)」をしようとすると、
急に「嫌われたらどうしよう」という罪悪感が出てきてしまうんですよね。

今日はね、その手が止まってしまう本当の理由と、
「過去の自分を救う『言葉の魔法』」についてお話しますね。

今日のまとめ3つのポイント図解:①セールスは押し売りではなく究極の人助け(愛の提案)②八方美人の言葉は捨てる③たった一人の過去の自分へラブレターを書く、を示すインフォグラフィック

「写メ撮っていいですか?」に「ダメ!」と言える愛

あるイベントで、こんな出来事がありました。

愛され講師として有名なゆうかさんが、生徒さんにレシピを説明している場面。
そこで一人の参加者さんが、こう言ったんです。

「それ、写メ撮っていいですか?」

ふつうなら、優しい先生は
「あ、いいですよ〜どうぞどうぞ」と答えそうですよね。

でもね、ゆうかさんは、はっきりとこう言ったんです。

「ダメ!!自分でちゃんとメモしなさい!!」

これ、すごくないですか?

ただ優しくて、ただニコニコしているだけの先生なら、
「あ、写真いいですよ〜」って言っちゃうかもしれません。

でもゆうかさんは、
「ここは自分で手を動かしてメモしないと、絶対に身につかないよ!」という
プロとしての愛情があるからこそ、
嫌われることを恐れずに「ダメ!」とハッキリ言えたんです。

そして、この「愛があるからこそできる線引き」こそが、
今日お話したい「セールス」のマインドにそのまま繋がっていくんです。

「嫌われたくない」の本当の正体は「保身」

「嫌われたくないから、強く言えない」
「嫌われたくないから、提案できない」

……これね、厳しいことを言いますが、
「偽りの優しさ」なんです。

本当にメモを取らないと身につかないと分かっているのに、
嫌われたくないから「写メでもいいですよ」と妥協してしまう。

それって、本当に生徒様のためを思っている「愛」でしょうか?

違いますよね。
ただ自分が傷つきたくないだけの「保身」なんです。

そして、これが「セールスができない」状態と全く同じなんですよ。

頭の中の「思い込みブロック」を外そう

多くの先生がセールスで手が止まる本当の理由。
それは、こんな強烈な思い込み(ブロック)があるからです。

❌「セールス=相手のお金を奪う『押し売り』」

これ、まずこの思い込みを今日でスパッと外しちゃいましょう。
セールスの本当の意味は、こうなんです。

⭕ セールス=相手の未来を救う「究極の人助け」

「いやいや、お金もらうのに人助けって……」
そう思った方、ちょっとイメージしてみてくださいね。

セールスは「砂漠でお水を渡す」のと同じ

砂漠でお水を渡すセールスの比喩:現状の苦しみ(アレルギーや自己流の失敗で悩むママ=砂漠の人)→あなたの提案(魔法の冷たいお水=本命コース)→最高の未来(悩み解決し笑顔あふれる毎日)を示すスライド

想像してみてください。

カラカラに乾いた砂漠のど真ん中で、
喉が渇いて今にも倒れそうな人がいます。

そこにあなたが、冷たくて美味しいお水を持って現れました。

その人に向かって、
「このお水、1万円だけど買いますか?」と提案することは、
「押し売り」でしょうか?

……違いますよね。
その人からしたら、お金を払ってでも絶対に欲しい「命を救う神様」ですよね。

私たちがやっている教室ビジネスも、全く同じなんです。

あなたの目の前にいる生徒様は──

「子供のアレルギーで、毎日食べるものに悩んで苦しんでいるママ」
「自己流のパン作りで失敗ばかりして、すっかり自信をなくしてしまった女性」

そう、まさに「砂漠で苦しんでいる人」なんです。

あなたの「本命コース」は、その人たちの悩みを解決し、
笑顔の未来へ連れて行くための「魔法の冷たいお水」なんですよ。

それなのに、「お金をいただくのは悪いから……嫌われたくないから……」と言って、
そのお水(解決策)を隠して提案しないのは、
目の前で苦しんでいる人を見殺しにしているのと同じなんです。

新しいセールスの形:そっと手を差し伸べること

セールスは、押し売りではありません。

「わたしなら、あなたを最高の未来へ連れて行くよ」と、
そっと手を差し伸べること。

これが、相手の未来を本気で想う、究極の「愛の提案」です。

「嫌われたくない」という保身を捨てて、
嫌われる勇気を持って「愛のある提案」をしていきましょうね。

「みんなに向けて募集」は、誰の心も動かさない

「なるほど、セールスは愛のある人助けなんですね!
じゃあ、一人でも多くの人を救うために、
インスタやLINEで『みんな、来てね!』って呼びかけます!」

……って思った方、ちょっと待ってください!(笑)

実はこれ、集客が苦手な先生がやってしまう
「一番もったいない発信」なんです。

「嫌われたくない」「一人でも多くの人に来てほしい」という気持ちから、
当たり障りのない「八方美人の言葉」を使ってしまう。

「初心者から経験者まで!」
「楽しくアットホームな雰囲気です!」
「簡単で美味しい!」

厳しいことを言いますが、こういう「誰にでも当てはまる言葉」は、
「誰の心にも刺さらない」んです。

心を動かす「言葉の法則」

心を動かす「言葉の法則」比較:誰にでも当てはまる八方美人の言葉「そこの皆さん」は誰も振り向かない/たった一人に突き刺さる言葉「白いコートを着てスタバを持っているお姉さん」は必ず振り返る、を示すスライド

皆さん、街を歩いていて、こんな声をかけられたら、どうしますか?

❌「そこの皆さん、聞いてくださーい!」

……素通りしますよね?(笑)
「自分のことじゃないかな」って思って。

でも、こう呼ばれたらどうでしょう?

⭕「そこの、白いコートを着て、
右手にスタバのコーヒーを持っているお姉さん!」

……「えっ、わたしのこと!?」って絶対に振り返りますよね。

インスタの募集文やLINEの配信も、まったく同じなんです。

「みんな来てね」という薄い言葉では、
生徒様は「あ、これはわたしに向けたメッセージじゃないな」とスルーしてしまいます。

本当に人の心を動かし、「ぜひ申し込ませてください!」と言ってもらうためには、
嫌われることを恐れず、
「たった一人」の心に深く突き刺さる言葉を紡がなければいけないんです。

その「たった一人」は、過去の自分自身

「じゃあ、その『たった一人』って誰に設定すればいいの?
ペルソナとか難しくてよく分かりません……」

そうですよね。
マーケティング用語の「ペルソナ」なんて言われると、難しく感じますよね。

でも、難しく考える必要はまったくありません。

あなたが一番リアルに、一番強い言葉で語りかけられる「たった一人の相手」。
それは──

「過去の、一番悩んでいた頃の『自分自身』」

です。

あの頃の「痛み」を思い出して

あの頃の「痛み」を思い出す:夜泣きする子を抱っこしながら添加物菓子パンを食べさせ自己嫌悪だったあの頃/不器用でママ友の目を気にしてキッチンで一人ため息ついていたあの頃、の過去の自分の声を描いたスライド

あなたがパン教室を始めようと思った原点には、
必ず何か「悩み」や「苦労」があったはずです。

「夜泣きする子供を抱っこしながら、
スーパーで買った添加物だらけの菓子パンを泣く泣く食べさせて、
『わたしってダメな母親だな』と自己嫌悪でボロボロだったあの頃のわたし」

「パン教室に行きたくても、不器用すぎて周りのママ友の目が気になって、
一歩が踏み出せずにキッチンで一人ため息をついていたあの頃のわたし」

その「過去の自分」が、もし今のあなたのインスタの募集文を見たら、どう思うでしょうか?

「初心者歓迎!」という薄っぺらい言葉で、
あの頃のボロボロだったあなたの心は動きますか?

……きっと動きませんよね。

「過去の自分」へのラブレターを書いてみよう

だから、インスタの文章を書く時も、LINEのメッセージを配信する時も、
「あの頃の、暗闇で泣いていた『過去のわたし』を救うためのラブレター」だと思って書いてみてください。

例えば、こんなふうに。

「毎日、市販のパンをあげることに罪悪感を感じて、
キッチンで一人で自分を責めていませんか?」

「わたしも昔はそうでした。本当に辛かったですよね。
でも、大丈夫ですよ。

このコースで学ぶことで、たった3ヶ月で、
お子さんが『ママのパンが世界一!』って笑ってくれる未来が待っているんです。

わたしが絶対に、あなたをその未来へ連れて行きますからね」

……どうですか?

過去の自分に向けて本気で書いた言葉には、
圧倒的な「温度」と「魂」が宿るんです。

魂の乗った言葉が引き起こす「魔法」

その魂の乗った言葉を発信すると、不思議なことが起こります。

画面の向こうにいる、
「かつてのあなたと全く同じように今苦しんでいる人」の心に、
この言葉がグサグサッと強烈に突き刺さるんです。

「えっ……これ、わたしのことだ。
先生は、なんでわたしの気持ちがこんなに分かるの?
わたし、この先生に救ってほしい!」

これが、セールス感ゼロで、
涙を流しながら「買わせてください」と言われる、本物の「言葉の魔法」なんです。

今日のNext Action:過去の自分への手紙を書こう

「売り込んでいると思われたらどうしよう」
「嫌われたらどうしよう」

そんな自分の保身(エゴ)は、今日で捨ててくださいね。

あなたが持っているその「コース(解決策)」で、
過去のあなたと同じように苦しんでいる人を、
胸を張って救いに行ってあげてください。

それでは、今日の「Next Action」です。

Step 1:過去の自分を振り返る
今のパンの知識や技術に出会う前に抱えていた、
「過去の自分の痛い悩み(心の声)」を3つ、ノートに書き出してみる。

例:「本当は添加物を食べさせたくなかった」
「不器用な自分が恥ずかしかった」
「夜中に一人で泣いていた」

なるべくリアルな感情を書き出してくださいね。

Step 2:手紙(募集文)を書く
次回のインスタの投稿やLINEの配信では、
その「過去の自分」に向けて、
「もう大丈夫だよ、わたしが救ってあげるよ」というラブレターを書いてみてください。

あなたの本気の言葉は、必ず誰かの心を救いますよ。
今日も一緒に、一歩前に進んでいきましょうね。

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